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山崎豊子

大好きな作家、山崎豊子が亡くなった。「白い巨塔」「沈まぬ太陽」「運命の人」など、数々の作品を読んだ。

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「白い巨塔」はTVが最初で、田宮二郎と太地喜和子の演技が印象的だった。喫煙が世の中で認められていた時代だったので、煙草を吸うシーンが非常に多い。

唐澤寿明と黒木瞳のTVもほぼ毎回見た。財前五郎が命を落として行く姿に、世の中の道理を感じた。

一番心を動かした作品は「沈まぬ太陽」である。主人公、恩地元の生き方から多くのものを学んだ。原作は少しずつ販売された。次が出るのを楽しみにしていた。あれは、もう20年近くになるだろうか?一晩で読み終えた記憶がある。

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左遷されても、その人の気持ちにぶれがなければ、感動のある人生が送れることを感じた。正統な人間が正統に評価されることの大切さも実感した。渡辺謙が演じる映画も観た。恩地を演じる迫真の演技に感動した。

作家、山崎豊子の取材の緻密さは凄いと聞いていた。その様子を著している 「大阪づくし 私の産声」「作家の使命 私の戦後」「小説ほど面白いものはない」も読んだ。

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和歌山のホテルに滞在して作品を描くという話も聞いたことがあった。そんな作家がいなくなった。寂しい。

彼女の小説信条は「半年勉強、半年執筆」という。取材には相当のエネルギーを使うという。緻密な取材が素晴らしい作品を生み、読者に感動を与えるのだろう。

もう一度、作品を読む機会を持ちたい。

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