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これからどうする

岩波から出版された「これからどうする」を読んでみた。多くの方が書いているので、すべてに対して共感できるものではないが、「ああすれば、こうなる」というタイトルの養老孟司さんの文章は、十分に納得できるものであり、共感している。

Korekara

最近、人間は何でもコントロールできて、予測もできて、どんな危機も回避できるような錯覚に陥っているのではないかと思っている。

養老さんは、管理できないから危機というのではないか、それを敢えて管理しようとは、いかなることか、と書いている。

さらには、危機管理に対する解答とは「覚悟」の一言に尽きる。昔の人は貧乏だったから「こうなったら、どうする」と聞かれても、手の打ちようがなかった。だから「覚悟しています」といったのであると・・・。

いろいろな事故や不祥事が起こると、マニュアルやコンプライアンスが声高に叫ばれる。養老さんの言葉を借りれば「覚悟」がないから、事あるごとに一喜一憂するのではないだろうか。組織のリーダーも、保身に走らず「覚悟」すれば、もっともっと一人一人の持ち味を出せる社会になるのではないかと思うこの頃である。

そう言えば20代の時に、これまでない方法であることをやろうとしたら上司に「誰が責任をとるのかね」と言われて愕然としたことを思い出した。

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